四の五の

OFF派生のまとめとか洋ゲーの和訳とか

HOME ver1.0.4 ゾーン4:図書館(Library)

故Felix The Judge氏制作のOFF派生作品「HOME (ver1.0.4)」の邦訳記事です。
ゲームのダウンロードはWindowsこちらMacこちらから。
※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。
※メインストーリーのみの翻訳です。実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素(NPCの会話、謎解きなど)は是非プレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
(前→ゾーン4:病院&HQ
(次→浄化後ゾーン1&2

 

 

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☆図書館・地下
武装エルセン
 脅威……探知……

武装エルセン
 対象は任務の遂行を妨害している。

武装エルセン
 命令……撃て……


武装エルセン
 対象は未だ生存……


ジャッジ
 プレイヤー……あの亡霊はなかなかに獰猛だ。
 我輩の命、適切に扱ってくれたまえ。

 

【??????戦】
ジャッジ
 何と不可思議な状況よ。
 こんな化け物が存在するはずがない、これは現世の者ではない。

ジャッジ
 我輩の目にはその無なる魂を見ることすらできぬ。我々の眼前に浮かんでいるのは空虚な亡霊だ。

 

【戦闘終了後】
ジャッジ
 我々の勝利だ。


ジャッジ
 この部屋には何も無いようだが……
 腑に落ちぬ。

ジャッジ
 まあいい、その小さき矢印キーを押して我輩を先に進めてくれ。


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武装エルセン
 こっちだ……何か見つけた。


武装エルセン
 異常事態発生。撤退せよ……
 任務は失敗だ……


武装エルセン
 動けない……撤退不可能……

エレボス・プロセス
 不純物を検知しました、データの署名が不正です。システムのデフラグを開始します。正面の生体データを消去します。


エレボス・プロセス
 データを消去しました。


エレボス・プロセス
 停止中のプロセスがあります。小型の生体データを検知しました。規定のプロセスを続行するには外部データを消去しなければなりません。

エレボス・プロセス
 データ消去までしばらくお待ちください。あなたの生体物質は間もなく再利用されます。

 

【エレボス・プロセス戦】

 

【戦闘終了後】
ジャッジ
 よし、プレイヤーよ。敵を打ち倒したぞ。
 しかし、我々は一体何と戦っていたのやら。

ジャッジ
 どうやら亡霊は肉体を持つ者以外にも自らの霊体を寄生させられるようだな。

ジャッジ
 だが、こやつに関してはこのコンピューターを守るという特別な目的のために生まれたようにも見える。

ジャッジ
 図書館をもっとよく調べてみようではないか?


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☆図書館・地上階
※エレボスの日
「1日目:
 先日、一人の男が図書館に来た……奇妙なタイトルの、奇妙な本を探していた。」

「2日目:
 彼が探していたのは大昔の武器に関する本だった。
 何のためにこんなものを?」

「3日目:
 彼の調査は日に日に熱を帯びていく。ここ2日で少なくとも12冊は読んでいた。」

「4日目:
 先日、彼がやってきて僕を脅し、上の階へ入らせろと要求してきた。
 上に行くのは僕ですら許可されていない。噂では監督官が住んでいるらしいが、行こうとも思わない。」

「5日目:
 と……図書館のドアに鍵を掛けた。あの男が武器を完成させた、あいつの頭も心も理解の範疇を超えている。上の階に隠れよう、そこならきっと安全だ。」

「6ニちめ:
 だレもイかせナイ……
 こレ以上。僕は……僕ハ本を守る。たトえ*ンだとしてモ。」


ジャッジ
 なるほど……狂気の将校殿は、この建物を管理していた司書を殺害したのか。

ジャッジ
 だとすると、あやつは誠に本気なのだな。

ジャッジ
 あやつが図書館の最上階に到達するのを阻止しなくては。


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☆図書館・8階
ジェネラル
 なぜ俺を追う?! 貴様らのやっていることは無駄だ! この呪われた世界の首謀者が上で待っている、俺は奴をそこから消し去る!

ジャッジ
 これ以上先へは進ません。お前の進軍はここで終わりにしなければならぬ。軽はずみで野蛮な行為によって主が傷つくことがあってはならぬのだ。

アラン
 そういうのはオレの仕事だ。

ジャッジ
 我々に銃口が向けられているのだぞ、冗談を言っている場合ではなかろう。

ジェネラル
 俺を止めるならこの果て無き知恵が貴様らの身体を引き裂く! 貴様らの脆い身体では俺の知恵は受け止められん!  

ジェネラル
 俺には望むままに殺し創り出す力がある! 黙って俺に使命を果たさせろ!

ジョズリン
 バカ言わないで! 立ってお喋りしてるのも飽きたわ。あたしと踊る気が無いなら先にやらせてもらうわよ。

 

【ミリタントジェネラル戦(2回目)】

 

【戦闘終了後】
ジェネラル
 終わった……

ジェネラル
 俺は、自分こそが破滅の先駆者なのだと思っていた。俺は間違っていた、真実が見えた。

ジェネラル
 終焉をもたらすのは、俺の前にいる者だ……


ジョズリン
 せいせいした。下手っぴなアヒルみたいに踊る人だったわね。

ヴァレリー
 し……信じられないけど勝った。パブロ、あなたを疑って本当にごめんなさい。
 プレイヤー、僕はこんなに自分が有能で、生きてるって実感できたのは初めてです。

アラン
 まだ勝っちゃいねえ。あのリーダーが必要なモンを落としていったみたいだぜ。

ジャッジ
 うむ、あの男はこの塔の上階に行くという使命を携えてここへ来た。我々も彼に倣い、図書館の最上階へ向かわねばならぬ。

ジョズリン
 とってもワクワクしてきたわ!


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☆図書館・10階
ジャッジ
 何かがおかしいぞ、プレイヤー。この部屋には論理と視覚の秩序が皆無だ。

ジャッジ
 我輩のヒゲが、間近に居る力の妨害を感じて跳ねておる。我々の勝利を妨げさせてはならぬ。

 

ジャッジ
 建物の構造が見る間に崩れていく。この部屋は呪われておる、現実を模した単なる虚構だ。

 

ジャッジ
 我々の存在に憤っておるな。我々を狂気の水際へと追い込んでおる。プレイヤー、諦めてはならぬぞ。

 

ジャッジ
 プレイヤーよ? この場所に何かしら見覚えがあるかね? 我輩はうっすらとデジャヴュを感じておるが。

ジャッジ
 うーむ……もう一度聞こう。もっと正しい方法で。

ジャッジ
 プレイヤーよ? この場所に何かしら見覚えがあるか? →【ある】

ジャッジ
 我輩も同じ答えだ、毛皮の内側からそう感じておる。まさにこの部屋に、我輩は一度訪れたことがある。

ジャッジ
 いずれにせよ、我々はこの旅を続けなくては。


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ウィットネス
 この悪魔め……

ウィットネス
 お前はみんなに死をもたらした!
 お前は世界を救ってなんかいない、お前を信用するべきではなかった!

ジャッジ
 我輩の種族がこんなところにも? お前がこのゾーンのガーディアンなのか?

ウィットネス
 わたしはお前の行動を見ていた。お前は、潔白だと信じてその肢を進めている。

ウィットネス
 自分の爪が無害であるかのように振舞っている。

ウィットネス
 この世界はかつて三人のガーディアンが治めていた。今はもう瓦礫の山。
 お前は奴に手を貸した、その一部始終に手を貸した!

ジャッジ
 正直に言わせてもらえば、我輩はお前の奇妙な話に面食らっておる。

ウィットネス
 あの子はあの日、三人の友達を作った。

ウィットネス 
 三人の友人を得たお前と同じように。

ジャッジ
 迂遠なお喋りなど通用せぬ。お前は我輩の質問を無闇に避けておる。お前は一体誰だ?

ウィットネス
 あの子の友達は、全てを良くすると約束した。

ウィットネス
 みんなが働ける場所を作ると約束した。みんなが自由になれる場所を。

ウィットネス
 約束は全て反古にされた。あの子と同じように。

ウィットネス
 わたしに命をくれたあの子に触れさせはしない! お前はわたしを怒らせた!

ジャッジ
 一介の子猫がか? お前はせっかちなのだな、軽率に突っ走るとは。何故わざわざ争おうとする?

ウィットネス
 わたしは証人だからよ。わたしはお前が犯した罪を見てきた。プレイヤー、お前はその手で破滅の種を撒いた。

ウィットネス
 お前はこの世界に続く窓を開くべきではなかった。

ウィットネス
 少なくともそれまでは、この世界は平和な無の中に存在していられた、お前が過去に世界を送り込んだ場所にね。

ウィットネス
 自分のやったことの罪悪感に堪えられなかったんでしょう?
 この世界に逃げ込めば過去を無かったことにできると思った?

ジャッジ
 我輩、いささか困惑しておると言わざるを得ん。

ウィットネス
 お前に関しては……ジャッジ。

ウィットネス
 お前はあの何もないゾーンに留まっているべきだった。お前の……この世界を巡る旅が、世界を崩壊させてしまった。

ウィットネス
 操り手の糸を切る時が来たのよ。傀儡に最後の舞台を飾らせてあげる。

 

【ウィットネス&プサイ戦】

 

【戦闘終了後】
ウィットネス
 わたしの力が……消えて行く……

ウィットネス
 わたしはあの子のお陰で強くなった! どのガーディアンにも匹敵するほど強く!

ウィットネス
 どうしてわたしが負けるの!?

 

ウィットネス
 こ……この、馬鹿……

ウィットネス
 すべてはあの子のためにしてきたこと、あの子を守るのがわたしの役目……

ウィットネス
 ご満悦でしょうね……
 プレイヤー。

ウィットネス
 お前はあの打者が望んでいたことを何もかもやってのけた。
 奴の使命を容易にした。

ウィットネス
 ガーディアンはみんな死んだ。お前はその処刑の一部始終に手を貸したのよ。

ウィットネス
 でも……奇妙な感じがしてならない。プレイヤー……
 お前の意図が、わたしには分からない……

ウィットネス
 お前が本当にこの世界の破滅を望んでいたのなら、この世界を前と同じようにしていたはず。

ウィットネス
 でもお前はここで、わたしの前に立っている。

ウィットネス
 まだ希望はある……
 お前はまだ、自分の罪を雪ぐことができる。

ウィットネス
 愚かな操り手よ、お前が本当にこの世界を救いたいと思っているなら、わたしの話を聞きなさい。

ジャッジ
 お前がどうしてプレイヤーのことを知っている?

ウィットネス
 間抜けな老いぼれ猫は黙ってなさい。
 お前はもう十分過ちを犯した。

ウィットネス
 話を続けるわ。

ウィットネス
 この世界には五つのグランドアイテムがある。それらはひとつひとつが主要な元素に対応している。

ウィットネス
 ガーディアンがそれぞれ一つずつ持っているわ……
 お前に残された希望は……

ジャッジ
 バッター! 止せ!

 

  わたしは、あの子を守りたかっただけ……