Xintetsu氏制作のOFF派生作品「CONFINIUM (Act1)」の邦訳記事です。
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※プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。
※メインストーリーのみの翻訳です。実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素（NPCの会話、謎解きなど）は是非プレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
（前→ゾーン・ジュピター：中心部＆沼地）
（次→ゾーン・プルート：中心街＆大劇場）
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☆ステーション３・病院
フロッグプリンス
……病院……
病院はキライ……
フロッグプリンス
ここに長くいるのはイヤだな。
※左側の部屋
ナビゲーター
失礼。聞きたいことがあるんだが。
医師
はい？ どうしました？
医師
……そこの男の子、どこか悪いんですか？
もっと近くで見せてもらっても？
医師
ほら……怖がらなくていい。
医師
左の腕を見せてくれないかな？ 痛いことはしないよ。
医師
君の腕も脚もずいぶん粘ついて隆起している……いつからその症状に悩まされているんだい？
医師
……あと、君の顔が見えるようにそのマスクを外してもいいかな？
フロッグプリンス
……やっ、やだ！！
ぼくは悪いとこなんかない！！
フロッグプリンス
来ないで！
ぼく……ぼく……！！
フロッグプリンスが仲間から離脱した。
パイロット
ちょ、ちょっと！ あの子が怯えちゃったじゃないか。
ナビゲーター
何か起きる前に、彼を探しに行った方がいい。
※右側の部屋
ザッカリー
この子はお前さんの連れかい？
ザッカリー
こんな風に泣いているところを見つけたんだがね。
パイロット
え、ええ、どうもありがとう。
フロッグプリンス
……。
フロッグプリンス
ぼく……
ぼく、あのお医者さんたちに会いたくない！
あの人たちは間違ってる！！
ザッカリー
俺はここの研究者だ。
名前はザッカリー。
お前さんは？
パイロット
ああ、僕は……
ザッカリー
お前さんの名前はプレイヤー、だろ？
返事はできないはずだ、そのスクリーンやら何やらの向こうに居たんじゃな。
ザッカリー
いずれにせよ、お前さんとお近づきになれて嬉しいぜ。
フロッグプリンス
……あ、あなたが、ザッカリー？
フロッグプリンス
あなたが、おねえちゃんが探してた人なんだね！
フロッグプリンス
おねえちゃんを見た？
ねえお兄さん！ ぼくはおねえちゃんを探してるんだ。
ザッカリー
おねえ……ちゃん？
誰のことを言ってるのか分からんが……
フロッグプリンス
おねえちゃんの名前はシュガーだよ！
ねえ、知ってるでしょ！
ザッカリー
ああ、シュガーか、ゾーン・プルートのガーディアンの。
もちろん。
ザッカリー
しかし、すまんがお前さんはすれ違いになっちまったぜ……
ザッカリー
彼女は俺にこの治療薬を作らせて、出来た途端に自分のゾーンへすっ飛んでいったよ。
フロッグプリンス
……じゃあ、やっぱりおねえちゃんはここにいたんだ！
パイロット
あと僕たちはラマシュトゥ大将を探しているんです。緊急事態で。
パイロット
でも受付の人が他の階に行くのを許してくれなくて。
ザッカリー
ああ、あいつを責めないでやってくれ。
彼は自分の仕事をしているだけだ。
なにしろ……
ザッカリー
ここに運ばれた患者たちは、とある甘味料を多量に摂取したことで極めて不安定な状態になっている。
ザッカリー
どの物質の話をしているかは分かっているだろう、お前さんたちも軍の人間のようだし。
ザッカリー
しかし残念ながら、お前さんの同僚たちはお前さんたちより少し運が悪かった。
ザッカリー
俺たちの研究では、戦闘において少量のカラメルがお前さんたちに良い影響を与えるということが分かっているが……
ザッカリー
今回の相手は未調査の亡霊。
あまりにも強く、あまりにも大勢の亡霊が一斉に攻撃を仕掛けてきて……
ザッカリー
……兵士たちは、自分の身体の許容量を超えるエキスを消費してしまった。
パイロット
……。
ザッカリー
よし。
俺がカードを貸してやろう、それで他の階に入れる。
ザッカリー
だが、そこで見るものはお前さんたちにはお気に召さないかも知らんぜ。
許可証を手に入れた。
フロッグプリンス
ぼ、ぼくも行く！
逃げ出しちゃってごめんなさい。
フロッグプリンス
パイロットのお兄さん、ぼくも連れてって。
フロッグプリンスが再び仲間に加わった。
ザッカリー
それじゃ、すまんが俺は仕事に行かないといけない。
ザッカリー
またな、プレイヤーさんよ！
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パイロット
ま、待って。
その前に……
パイロット
ちょっと……
パイロット
……。
パイロット
くそっ。
ナビゲーター
おい、子供の前では止せ。
フロッグプリンス
どうしたの？
パイロット
カラメルを使い切った。
ナビゲーター
お、おい。
慌てなくていい……
俺たちならやれる。
ナビゲーター
ただちょっと……本当に、本当に慎重にならないといけないだけだ。落ち着け。
ナビゲーター
呼吸を整えろ。
パイロット
もっと……探さなきゃ……力が足りない……
ナビゲーター
この病院には研究所が併設されていただろう、覚えてるか？
ナビゲーター
そこでアレを作っていると聞いたことがある。きっとどこかでカラメルが手に入るはずだ。
パイロット
そ……そうだな……
パイロット
先に進もう。
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☆研究所
パイロット
た、大将殿……
ラマシュトゥ
待っていた。
ＸＴ９８と……ＸＴ７１、だったな？
ラマシュトゥ
そうだ。
この国の求める有能なる者たちだ。
ラマシュトゥ
君たちはアルファ討伐という素晴らしい仕事を成した。
私はその力と勇気を讃える。
ラマシュトゥ
君たちは王家のアドオンのオメガを探しているのだろう？ 私も同じだ。
もっとも、これ以上探す必要は無い。
ラマシュトゥ
近隣のエリアにオメガを隔離することに成功した。
ラマシュトゥ
君たちももう知っているように、王家のガーディアンである私はアドオンを物理的に攻撃することができない。
ラマシュトゥ
故に君たちの力が必要だ。
パイロット
は……はい。
ラマシュトゥ
この地下道はオメガの居場所に直結している。
パイロット
……。
ラマシュトゥ
さあ行け。
君たちの敵を打ち倒せ。
ラマシュトゥ
無数の亡霊を呼び出し、君たちの同志を狂気と堕落に陥れたオメガを破壊せよ。
ラマシュトゥ
八つ裂きにしてやれ。
使命を果たせ。
パイロット
はい、大将殿。承知しました。
【ゾーン・ジュピターボス：オメガ戦】
アドオンは悪意に満ちた力を放っている。
攻撃するか？ → 【準備は出来た】
パイロット
やってやろう。
【戦闘終了後】
パイロット
はあ……はあ……
二体目……撃破だ……
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トードキング
ああ、二人目もわしの元へ……
トードキング
御機嫌よう、賢明なるガーディアンよ。
トードキング
さあ、教えておくれ。
きみはこの世界を治すつもりかね？
守るつもりかね？
ラマシュトゥ
くだらん話をするな、腐った悪魔め。
ラマシュトゥ
私が何のためにここに来たのかは分かっているだろう。
ラマシュトゥ
この世界は、創造主の衰弱と共に緩やかに死に近づいている。
ラマシュトゥ
皆が苦しむ様を見ているのは耐えられん。
私はとにかくこれを終わらせたい。
ラマシュトゥ
私はこの国に十分よく仕えた。例え私自身が国と共に滅びようとも、この苦しみをこれ以上長引かせる必要は無い。
ラマシュトゥ
これが唯一の論理的な選択。さっさと済ませよう。
トードキング
あっはっは……何と大胆で率直なことよ。
その要点を突いてくるだろうと思っていた。
トードキング
大変よろしい、では。
トードキング
そして、第二の契約は交わされた。
トードキング
さあ、王にこれを食べさせなさい。
そうすれば、彼の飢えは鎮まるだろう。それはわしの肉だからな。
ラマシュトゥ
望みとあらば。
キング
……。
ラマシュトゥ
陛下。
キング
何か報告でも？
ラマシュトゥ
気分が優れないのでしょう、あまり身体を動かしてはなりません。
ラマシュトゥ
王宮の厨房よりパンをお持ちしました。
キング
私は……腹は空いていない。
ラマシュトゥ
しかし陛下、体力を回復したいのなら食べなければ。
キング
……。
キング
ふむ。そうかもしれん。
キング
何だ、この……嫌な感覚は？
キング
酷い気分だ。
ラマシュトゥ
もうお休みください、陛下。
キング
しかし……私にはやらねばならないことが……
ラマシュトゥ
ご心配なく、陛下。
私が全て請け負います。
キング
……。
キング
そうだな。
お前になら任せられる。
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ラマシュトゥ
オメガを倒したか？
パイロット
はっ、はい！
パイロット
間違いありません、大将殿。
ラマシュトゥ
良くやった。
ラマシュトゥ
では、君たちには最後のアドオンであるエプシロンの討伐を依頼せねばならない。
ラマシュトゥ
私の情報網によれば、エプシロンはゾーン・プルートに撤退したそうだ。
探し出し、直ちに破壊せよ。
ラマシュトゥ
分かったな？
パイロット
はい、大将殿。
パイロット
すぐに出発します、大将殿。
