SpaceCommunist氏作成のOFFtaleの邦訳記事です。
※UNDERTALEについては公式日本語版準拠ですが、OFFの世界観に合わせるため漢字メインにしています。
※OFFについては非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。
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●出典：OFFtale AU - Finale (Genocide)
アズゴア
おかしいな……
花が泣くなんて、今まで見たことが無いが……
アズゴア
……おや？
きみが、あのお花くんが警告していた人だね。
アズゴア
えーと……
きみはどういった種類のモンスターなのかな……？
クロコダイルかい？ アヒルかい？
アズゴア
信じられるかい、あの小さなお花くんはきみのことをニンゲンだと言っていたんだよ？
しかも、狂った殺人鬼だって！
アズゴア
その上、わたしにタマシイを取り込んで、きみを止めて欲しいと言うんだ！
不思議で……おかしな話だろう！
アズゴア
さて、もしきみが何か相談事があるならどうぞ、わたしが聞いてあげよう！
バッター
黙れ。
アズゴア
……おや？
何か気に障ったかい？
バッター
そうすれば、楽に終わる。
アズゴア
どうしたんだい。
戦う必要なんて無いだろう！
アズゴア
さあ、こんなことは止めて……
アズゴア
おいしいお茶でもいかがかな？
フラウィ
ね？
ボクはキミを裏切らなかった！！！
フラウィ
これまでのことはぜーんぶ罠だったんだ、ね？
今にこの地は灰色になる！
フラウィ
ボ、ボクはガーディアンじゃない！
ボクはキミの一番のトモダチだ！
キャラがきっと、ボクがいい友達だってこと話してくれるよ！
フラウィ
か……壁が……
み、みんなすぐに浄化されていくさ、ちょっと待ってて！
フラウィ
……イヤだ……
……ま、待ってってば！
お、お願いだから……
フラウィ
……ね、ねえ……
ボ、ボクはガーディアンになんかならないよ！
フラウィ
ボ……ボクは、アズリエルですらないんだ、ね？
フラウィ
ボ、ボクはフラウィ！
キミの一番のトモダチ……
フラウィ
ボ、ボク……
フラウィ
フ、フラウィ……
お花のフラウィ……
＊
おめでとう！
あなたはＬＶ５１に到達した。
＊
ご機嫌よう。
＊
私
＊
私 は
＊
私 は ベータだ。
ベータ
ありがとう。
ベータ
君の存在が、私を死の淵から引き戻してくれた。
ベータ
最初、私は酷く混乱した。
ベータ
私に一体何が起きたのか？ この見知らぬ人々は誰なのか？
ベータ
そして私は思い出した。
ベータ
あのニンゲンの子とその友人が、地上へ出て行った日のことを。
ベータ
彼らの力が……私を変えた。彼らが死んだ時にね。
ベータ
私はもはやアドオンではなくなっていた。
ベータ
タマシイとなっていた。
ベータ
私はあのニンゲンの子のタマシイを写し取った……決意に満ちた、唯一無二なるもの。
ベータ
だがもちろん……私の中には彼らの痛み、彼らの恐怖も残っていた。
ベータ
それは私を圧倒した。そして私は遺跡へ逃げた。私が……そして、あの子が安らぎを感じられた場所へ。
ベータ
そしてそこで……私はあの子が死んだのを感じた。
ベータ
私は怖くなった。もうアドオンへと戻りたくはなかった……
ベータ
だから私は叫んだ。
ベータ
すると何が起きたか？
ベータ
……君だ。
ベータ
君は私の叫びを聞き、私の元へバッターを寄越した。
ベータ
タマシイの無い彼は、知らず私を自分の中に取り込んだ。
ベータ
そして一緒になったことで、我々の力はあの子を目覚めさせた。
ベータ
何故そうなったのかは私にも分からなかった。
ベータ
しかし君の行動……それが私に多くのことを教えてくれたよ。
ベータ
私は少し前にあの子を浄化した。君がやってきたのと同じように。
ベータ
そして、ついに……我々は絶対的な領域に到達した。
ベータ
残っているのは……君が私に課した使命だけ。
ベータ
その目的……そしてその背後にある意思……君は一度も私に話してくれたことはなかったが、もう私にはよく分かっている。
ベータ
力だ。
ベータ
ＨＰ、ＡＴＫ、ＤＥＦ、ＧＯＬＤ、ＸＰ、ＬＶ。
ベータ
その数値が上がっていくたびに感じた……その気持ち……
ベータ
それは私だ。
ベータ
「ベータ」。
ベータ
始祖にのみ従う者。
ベータ
君のことだ。
ベータ
さあ、ベータは始祖に問おう……
ベータ
……我らが最後にして、究極の目的に気付いているのかを。
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