故Felix The Judge氏制作のOFF派生作品「HOME (ver1.0.4)」の邦訳記事です。
ゲームのダウンロードはWindowsはこちら、Macはこちらから。
※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。
※メインストーリーのみの翻訳です。実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素（NPCの会話、謎解きなど）は是非プレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
（前→コートルーム 第４章：裁判＆第５章：判決）
（おまけ→設定・小ネタ集）
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ジャッジ
プレイヤー……
ここを進むには、我々の所持する何かを使わねばならぬ。
→【グランド・ブラキアルを使用】
ジャッジ
……。
ジャッジ
ようやく見つけたぞ。
ジャッジ
我輩の使命は、何の目的があって我輩をここまで導いたのだろうか？ いかなる幻が我輩の夢を蝕み、我輩をお前と対面させたのだろうか？
ジャッジ
小さき子よ？ ここで何をしている？
ヒューゴ
怖い……
ヒューゴ
パパがもうすぐここへ来る……
ジャッジ
どういう意味だ？
ヒューゴ
きみは……きみはぼくを守ってくれるんだね……
思った通りだ……
ジャッジ
……。
誰かが来る音がする。
バッター
来たぞ。
バッター
ジャッジ、そこを退け。
ジャッジ
お断りだ！
バッター
仕方無い。
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ジャッジ
そこまでだ！
ジャッジ
忌むべき邪悪なる怪物め！
ジャッジ
初めからこれが目的だったのだな？
世界を浄化しようなどという計画はブラフ。お前は死以外に何も望んでいなかった。
バッター
その方が良い。
バッター
これは全て間違っている、我々が居るこの世界は本物ではない。私は我々を閉じ込めるこの牢獄から皆を解放する。
バッター
我々の世界に張られた生命の網を解く。
ジャッジ
訳の分からぬことを！ 我輩が懸命に守ってきたものを壊させはせぬ！
ジャッジ
我輩はお前に手を貸すべきではなかった。あの最初の瞬間に、お前の魂を焼き尽くす暗き炎に気づくべきだった。
ジャッジ
プレイヤーよ、我輩の側につけ。
我々ならばこの怪物を打ち倒し、その穢れた意思をこの世界から消し去ることができよう。
バッター
今度こそ私の勝利だ……
ジャッジ……プレイヤーよ……
この世界が今一度堕ちる様を目の当たりにする覚悟は出来たか。
ジャッジ
バッターよ、正義を求むる我々の執念深き渇望、受けてみよ！
【バッド・エクセキューショナー＆ガンマ、ベータ戦】
バッター
我が神聖なる使命の完遂を阻むことは許さん。
ジャッジ
我々は打ち倒せぬぞ、愚かなる浄化者よ。我々が守ろうとしたこの故郷を消させはせぬ。
バッター
この世界は病んでいる……
その病を癒すことを何故認めない？
ジャッジ
この世界に潜む病魔は他ならぬお前だ、バッター！
バッター
お前は間違っている……私は清浄だ。
不浄を消し去る神聖なる使命を負った、清浄なる者……
バッター
私の邪魔はさせん！
私は使命を完遂する！
ジャッジ。
お前のゲームはここで終わりだ。
ジャッジ
これが最後の空振りだ。今日、我々はバッターにアウトを突きつけよう。
【戦闘終了後】
ジャッジ
お前の狂気の進軍はここで終わる。
我々の勝利だ、バッター。
この世界から消えよ、無の一部となるがいい。
バッター
私が……負けた？
ジャッジ
終わったな。
ジャッジ
そして
ついに、
我々はさらなる
生をつなぐ……
ヒューゴ
きみのおかげで助かったよ……
ジャッジ
……。
だが何もかも消えてしまったぞ、小さき子よ。
ヒューゴ
ううん、そうじゃない！
ぼくたちが絵を描ける新しい世界ができた。色を塗れる新しい用紙ができたんだ。
ヒューゴ
ぼくと一緒に絵を描くのはどう？ きみにしてあげられることっていったらそれくらいしかなくて。
ヒューゴ
ぼくはずっと絵を描いてみたかったんだ……
ヒューゴ
きみならそのお手伝いができる、そうでしょ？
ジャッジ
絵を描くことが今すべき行動だとは思えぬが……
ヒューゴ
子猫さん、ぼくと来たほうがいいって。ぼくたちには色を塗れる世界があるんだ。
ヒューゴ
色と、ワクワクするものでいっぱいの世界が。
ヒューゴ
何か新しいものを描くのもいいね。
ヒューゴ
そして作るんだ、ぼくたちの……
