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OFF派生のまとめとか洋ゲーの和訳とか

REPEAT Finale Demo ゾーン0

D3dans氏制作のOFF派生作品「REPEAT (Finale Demo)」の邦訳記事です。
ダウンロードはこちらから。一緒に以下のマップデータの更新(Map0297Map0023Map0159Map0161、Map0165)を推奨。
※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。メインストーリーのみの翻訳です。
※実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素(NPCの会話、謎解きなど)はプレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
(次→ゾーン1:第1ビル

 

 

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 あなたはこれからゾーン0へと降り立つ。
 あなたの案内人があなたを見つけてくれるだろう。


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バッター
 ここはどこだ?

エルセン
 あ、はあ。


 あなたがいるのはゾーン0の駅です。
 ここで僕たちは物資を丁寧に梱包し、作業員と一緒に他のゾーンへ輸送しています。
 ここはとても重要な場所なんです。

 列車はコンダクターが運行しています。
 彼は僕たちがやるあらゆる仕事を監督しています。彼が僕たちを取り纏めているんです。
 小さいゾーンですけど、僕たちはここで本当に様々なことをしているんですよ。

 列車が無ければ、作業員たちは無の世界をさまようことになってしまう。
 僕たちはみんな迷子になって、何ひとつ安全に運ぶことができなくなるでしょう。


バッター
 つまり、私が会うべきはそのコンダクターだということか?

エルセン
 そ……そうなんじゃないでしょうか。

バッター
 どこに行けば会える?

エルセン
 あ……あの、それが……

エルセン
 そこが問題なんです。

エルセン
 線路に亡霊が現れてから、彼の姿が見当たらないんですよ、それで……

エルセン
 ……それで、線路が閉鎖されたんです。

エルセン
 え、駅の地下にあるスイッチを押しに行きたいんですけど……でも、線路には。

エルセン
 モンスターが溢れかえってて。

エルセン
 だから友だちに行ってもらったんですが、まだ戻ってきません。

バッター
 線路へ行く道は?

エルセン
 え、ええっ? その、僕から見て右手にあります。
 だからその、左手です。

エルセン
 でもモンスターが……

バッター
 私が片付ける。

エルセン
 あ、はあ。では、お気をつけて。


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コンダクター
 ああ、そこの方!

バッター
 誰だ?

コンダクター
 お? どうもどうも! お初にお目にかかります!

コンダクター
 ワタクシはしがないコンダクター。
 この駅を運営しております。

バッター
 お前が私たちの案内人か?

コンダクター
 「私たち」……? そうだと思いますよ。ええ。
 少なくとも、ここではね。

コンダクター
 しかしそれは場合によりけり。
 まずはひとつ、頼まれてもらえますか?

コンダクター
 ここからでも、あなたが武器を持っている気配がプンプンします。あなた、戦えますね?

コンダクター
 この駅はいま群がられていましてねえ、実にうじゃうじゃと。

コンダクター
 厄介な動物どもに。

コンダクター
 あのイヤーな畜生どもを始末してくれたら、ワタクシもあなたをお助けしましょう。

コンダクター
 素晴らしい交換条件だ、でしょう?

バッター
 かもな。

コンダクター
 案ずることはありませんよ、案ずることは!
 ヤツらはとても弱っちい。

コンダクター
 ただヤツらのことが気に入らないだけです!
 ワタクシを脅かしてくるのでね。

コンダクター
 だからワタクシはここに身を隠していたというわけです。

コンダクター
 しかしあなたが来てくれたおかげで安心しました。

コンダクター
 というわけで、ワタクシは管理の仕事に戻らなくては!

コンダクター
 あなたのお仕事が済んだらお会いしましょう。ではでは!

バッター
 分かった。


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コンダクター
 いつお仕事が終わるんだろうと思っていましたよ!

コンダクター
 あなたが生きていることから察するに、上手くいったのですね?

バッター
 ああ。

コンダクター
 アハ アハ! 素晴らしい!

コンダクター
 では、あなたにとっておきのニュースをお教えしましょう!

コンダクター
 あなたがお探しのものはこれですね、違いますか?

  ガイドブックを手に入れた。

バッター
 これではない。

  ガイドブックを失った。

コンダクター
 おや。あなた、案内してくれるものを探していると言ってませんでした?

バッター
 言った。

バッター
 ……だが、こういうことじゃない。

コンダクター
 それは失敬、失敬……
 なんてね。

コンダクター
 しかし、あなたの骨折りに対してはやはりお礼を差し上げなくてはなりませんね?

コンダクター
 あなたの案内人が見つかるまで、ワタクシがその役目を務めましょう。どうです?

バッター
 いいだろう。

コンダクター
 しからばワタクシがあなたの助け舟となりましょう!

コンダクター
 大したことではありませんが、それがワタクシにできる精一杯。

コンダクター
 そうだ……最初の一歩として、こちらをどうぞ。

  申のカードを手に入れた。

バッター
 これは?

コンダクター
 それは特別なカードでしてね、それがあればゾーン1へ入れます。

コンダクター
 時間が無いので、あなたを我が愛しの人に乗せる許可を出せません。ここからは徒歩でお行きなさい。

コンダクター
 我々が出会った場所のさらに先へ行くのです!
 そこに赤いボックスがある。それが、あなたをあの恐ろしき無の世界へ連れて行ってくれます。

コンダクター
 何か質問があったらワタクシがいますからね、アハ アハ!

コンダクター
 今はワタクシはここに居なければ。先にお行きなさい。またお会いしましょう。