SpaceCommunist氏作成のOFFtaleの邦訳記事です。
※UNDERTALEについては公式日本語版準拠ですが、OFFの世界観に合わせるため漢字メインにしています。
※OFFについては非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。
●出典：OFFtale - Snowdin (True Pacifist), Part 1
エルセン
……。
バッター
……。
エルセン
……。
エルセン
……。
……。
エルセン
……。
……。
……。
エルセン
うううううううう……
エルセン
……ここは……
……ここは、どこですか……？
バッター
お前がいるのは地底の世界だ。
エルセン
……おお……。
……。
……それは…
バッター
別の時空だ。
ここはな。
エルセン
……。
エルセン
……一体、何があっ…
バッター
あのゾーンは消滅した。
エルセン
……ああ……
エルセン
……。
バッター
……。
エルセン
……。
エルセン
僕は……
バッター
お前は安全だ。
エルセン
ああ……
良かった……
サンズ
そ う も 言 え な い ぜ … …
サンズ
ア ン タ は 出 会 っ ち ま う か も し れ な い … …
サンズ
「神経」に障るようなヤツにさ。
エルセン
あ、ああ！ モンスターだ！ 僕は無事じゃなかった！
サンズ
ヘッ。
どうやらアンタらニンゲンは、いまだに自分と違うヤツを嫌がるみたいだな？
変わんねぇなあ。
サンズ
ま、そのことでアンタを決めつけるつもりはないよ。
ヘヘ。
サンズ
とにかくだ。
オイラはサンズ。
スケルトンのサンズだ。
サンズ
本当なら、オイラは見張りの仕事ってことで、ニンゲンが通るのを待っていなくちゃいけないんだけど……
サンズ
……まあなんだ、オイラはここを通るニンゲンのことなんてぜーんぜん興味がない。
いわゆるナマケモノでね。
サンズ
とにかく。
早い話が、みんな灰色になっちまったんだ。
理由は誰にも分からねえ。
サンズ
だからその、ニンゲンをとっ捕まえてタマシイを取ることなんかより、そっちの方がよっぽど気になってるってワケ。
サンズ
けどオイラの弟のパピルスは。
アイツは筋金入りのニンゲンハンターでさ。
サンズ
何でか知らねぇけど、アイツはオイラたちが灰色になったことをちっとも気にしてねえ……
サンズ
「他のヤツらとオレとの見分けがつくぞ」とか何とか言ってたな。
サンズ
やれやれ。
オイラたちにはその意味は一生分かんねぇだろうよ。
サンズ
でだ……
アイツは、その、きっとアンタを捕まえようとする。
サンズ
けどオイラに考えがあるんだ。
アンタは捕まりゃしない、ただしばらくの間……
サンズ
……アンタとオイラとで、アイツを少しからかってやろうぜ。
ちょいと愉快なことをしよう。
どうだい？
バッター
構わん。
サンズ
よし、いいねえ。
こっちだ、アイツはもうすぐここに来る。
サンズ
……さて、アンタを隠す必要があるな、あの都合の良くない形の……
サンズ
……おう……
……よう？
ザッカリー
やあやあ！
俺のことは気にすんな、バッターがお前さんを殺さないか見張ってるだけだから。
サンズ
……。
バッター
……。
ザッカリー
……だって、そいつが「カッ飛ばす」ところは見たくないだろ。
サンズ
おうおう、そいつを早く言えよ！
「猫を被って」自分の思惑を隠すもんじゃないぜ。
ザッカリー
おい！ 俺は何も隠し事なんてしてないぞ！
信じて「クレジット」！
サンズ
……。
うん、それはオイラにはよく分からなかった。
ザッカリー
でもバッターは分かってるぜ。
聞いてみろよ、意味を教えてくれるから。
バッター
頼むから止めろ。
ザッカリー
ああ！ 酷えなあ。
予想しとくべきだったな、お前さんが……棹棒みたいにブッキラボーなのをよ。
サンズ
うーん、そいつはちょいと無理があるな。
でもオイラもそのギャグを言ったと思うぜ。
サンズ
それに韻を踏んでる点がフォローになってる。
ザッカリー
何にも言えねえなあ？ どうやら今日の俺のやる気スイッチは「オフ」みたいだ。
サンズ
そのギャグはオイラにはとんと分かりまセント。
ザッカリー
ワオ、そのジョークは俺の「ファニーボーン」に直撃だ！
「ホームラン級」だ！
こいつはまるで「小説」だぜ！
パピルス
お？
こんにちは、旅人よ！
きさまはこんなところでオレさまと会うはずじゃないだろう！
パピルス
不思議だなあ、この道から来たのにどうして兄ちゃんとお喋りしてないんだ？
バッター
ギャグの飛ばし合いが。
パピルス
オレさま、あっちに行ってはいけない気がしてきた。
絶対に。
何があっても。
