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OFF派生のまとめとか洋ゲーの和訳とか

DOLL (English ver.) 忘れられたゾーンその4(終):ラブエンド編

Team : Ingyeo氏制作のOFF派生作品「DOLL (English ver.)」の邦訳記事です。
ゲームのダウンロードはこちらから。
※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。
※メインストーリーのみの翻訳です。実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素(NPCの会話、謎解きなど)は是非プレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
※Lovely Batterの「♡」は、日本語訳において自然に挿入することが難しかったため省略しています。
(前→忘れられたゾーンその3:図書館エリア・ゾーン1風エリア
(次→ボーナスルーム:作中キャラクター紹介部分

 

 

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☆ゾーン1風エリア
※エリア最奥
バトラー
 実のところ、ここは何かが手に入るという場所ではありません。

バトラー
 プレイヤー、俺が何故貴方をここにお連れしたか分かりますか? 【→…???】

バトラー
 意図があってのことです。
 ここまで来れば……引き返すなど、考えるだに頭が痛くなるでしょう。

バトラー
 ……

バトラー
 さて……もうひとつの問題として……

バトラー
 これは好ましい状況ではない。
 そういう風に感じているのは俺だけではないはずですね、プレイヤー? 【→Well.(まあ)】

バトラー
 俺は結論しました……落ち込んでいる子どもなど調べる価値はない。

バトラー
 貴方の正体も、貴方の父親の正体も気になりますが、そんな状態の貴方を観察し続けていても無駄です。

ラブ
 ……

バトラー
 俺は貴方を『子ども』だと思っていましたが、観察の結果……
 貴方が普通の『子ども』であるとは考えにくい。

バトラー
 よって、貴方を『子ども』とはみなさないことにします。

バトラー
 それと貴方の行動を観察するに、調査を止めたとしても、

バトラー
 ここでお別れということにはならないようです。

バトラー
 ……俺の話に飽きてテキストを飛ばしているでしょう、プレイヤー。 【→That's a secret.(それは秘密)】

バトラー
 ……ですので、貴方の好きな選択のお時間です。 【→What?(え?)】

バトラー
 おや、予想外の展開だと? 【→Right.(そう)】

バトラー
 要するに、俺は『これ』を調べるのも、『これ』と行動を共にするのも止めるということです。

バトラー
 2つの選択肢から選んでいただきたい……俺と一緒に行くか、それとも『これ』と一緒に取り残されるか。

バトラー
 プレイヤーのために……もっと分かりやすい表現でまとめましょう。

バトラー
 この選択によって、この後の展開が変わります。


【→「LOVELY」を選択】


バトラー
 そうですか。それがプレイヤーの選択なら俺は何も言いません。

バトラー
 しかし先ほども申し上げたように、ではこれでお別れですね、とはいきません。

バトラー
 プレイヤーはそちら側を選びましたが、俺にはやらなければならないことがあります。

バトラー
 貴方がそれを避けることはできない。

バトラー
 俺の仕事はまだ果たされていない。
 これで終わりではありませんよ。


【Butler, Knife, Fork戦】


【戦闘終了後】
ラブ
 ……ラブ、わるいことした……?
 ……ラブ、わかんないよ。なんでなの。なんにもわかんないよ……

ラブ
 ……おしえて?

バトラー
 自分が何をしたのか、と?
 貴方は悪いことなどしていませんよ。それとも、何かしたのですか?

バトラー
 その頭と知能では分かりようがない。

バトラー
 きっと、永遠に。

ラブ
 ……わかんない……
 ……クロマメちゃん……
 ラブとたたかうのやめて、またいっしょにきて……?

バトラー
 なるほど。今や俺は悪者ですか。
 それも仕方のないことです。

ラブ
 ……?

バトラー
 これでお終いです。

バトラー
 残念ながら、ここにはハッピーエンドなんてものはありません。

バトラー
 初めからそういう筋書きだったのかもしれませんね。
 プレイヤー、貴方はよくご存じでしょう。

バトラー
 以前も言いましたが、悲しいことに、死体は消えない。

バトラー
 ……ご機嫌よう。

ラブ
 …… 【→…】

ラブ
 ……プレイヤー……
 ラブ、どうすればいい……? 【→Do your job.(自分のやるべきことを)】

ラブ
 ……かわりにやって、プレイヤー……
 ラブ、もうわかんない……


※鉱山最初の迷路で、南の方にあるランプを触る→ワープ先の坑道の最北東にあるランプを触る
バッター
 よく来た。さあ、もっと近くへ。
 ここに何の用だ?

バッター
 お前はプレイヤーに操られている人形か。

バッター
 いや、プレイヤーの意のままに利用されている人形と言うべきか。

ラブ
 ……

バッター
 お前は何者だ、人形よ。
 私はお前を映す者。
 その心には何が満ちている?
 悲しみか? 嫉妬か? 喜びか? 怒りか?

ラブ
 ……

バッター
 答えないか。
 プレイヤー、お前は今度は利用しているのか、それとも利用されているのか?

※【→Exploited(利用されている)】を選択
バッター
 違うな。
 目の見えぬ人形をこのような状態にまで追い込み、破壊した……

バッター
 それはお前の意思によるもの。

バッター
 嘘吐きめ。

バッター
 さらばだ。
 私がその人形を解き放つ。
 抵抗するかはお前次第だ、プレイヤー。
 どうする?


【Reflection batter(Batter)戦】


【戦闘終了後】
バッター
 お前も奴らと同じだ、プレイヤー。
 悲劇的な結末をもたらす者だ。

バッター
 哀れな、その人形も最後には壊されるだろう。
 お前の手か、他の者の手によって……

 

※【→Exploiting(利用している)】を選択
バッター
 そうだ、それが真実。
 他者を顧みず、自分の快楽だけを考える。
 慈悲無き者、それがプレイヤーだ。

バッター
 最後には、その操り人形も壊されるだろう。

バッター
 さらばだ。
 私がその人形を解き放つ。
 抵抗するかはお前次第だ、プレイヤー。
 どうする?


【Reflection batter(Batter)戦】


【戦闘終了後】
バッター
 お前……


※鉱山最初の迷路の最南
メイド
 クロマメちゃん、死んじゃったのね。
 で、ラブちゃんが殺したんでしょ?

ラブ
 ……

メイド
 別にいいですけど!!! じゃ、メイドちゃんが良いものをあげます!

  オーブのセットを手に入れた。

メイド
 楽しい楽しいお仕事を終わらせるのです。
 これで最後ですよぉ!

メイド
 プレイヤーさんの大好きなエンディングです!


※最後の部屋手前のマネキン

 『やあ、プレイヤー』


 『これで全部お終いだね』


 『おめでとう、君の勝ちだ』


 『お祝いを言いたかっただけでね』


 『謎解きにも飽きてきたところだろう』


 『道を開けておくよ』


 『じゃあね』


※最後の部屋

 虹の果てには幸せがある
 それを見つけるためにどれほど頑張ったでしょう


 けれど私の人生は競争で
 野生の雁を追うかのごとき骨折り損
 私の夢はすべて破れた


 どうして私はいつまでも出来損ないなのでしょう
 何の理由があるのでしょう
 この世界のせいなのでしょうか


 それとも私のせいなのでしょうか


ラブ
 ……

ラブ
 ……パパ……?

ダミエン
 ……!

ダミエン
 ああ! プレイヤー! よく来た、また会えたね。
 けど、ああ、この姿は見せたくなかった。

ラブ
 パパ! ラブさがしてたんだよ!
 どうしてここにいるの……?

ダミエン
 ちょっと問題があったんだ……
 プレイヤーがしっかり面倒を見てくれていたみたいだね。
 安心したよ。

ダミエン
 僕はここから出られなかったんで、お前が独りぼっちになっていないか心配だったんだ。
 本当にありがたい。

ラブ
 パパ、おうちかえろ……
 つかれた……

ダミエン
 …………ダメなんだ。
 僕はここに捕まってて、どこにも行けない……

ダミエン
 プレイヤー、ありがとう、この子の傍にいてくれて。

ダミエン
 誰であれ、誰かがそこにいてくれた……それが大事なことなんだ。
 すまないが、僕はここを離れられない。

ダミエン
 それにね、残念だけど、この子と一緒に帰るにはもう手遅れなんだ。
 だから、この子を守ってあげて。

ラブ
 ……パパ……?

ダミエン
 お前は、ある人をモチーフにして創った。
 だから、自分のやるべきことを続けるのが一番いい!

ラブ
 ……?

ダミエン
 ……プレイヤーが手伝ってくれる、そうだろう?


【Damien戦】
ラブ
 やだ……


【戦闘終了後】
ダミエン
 息子が一人立ちするっていうのは素晴らしいことだ。だから、これでいいんだよ。

ラブ
 ……

ダミエン
 そんなに悲しい顔をしないで。
 僕はもう戻れないところまで来てしまっていた……

ダミエン
 プレイヤー……

ダミエン
 頼んだよ、信じてるからね。


ジャッジ
 こんな奥深き封鎖された場所で何をしておる? お前もあの愚かな人形の運命を辿ってしまったというのか?

ジャッジ
 ……スイッチには触れておらぬな。
 もし触れていれば、ダメージは免れ得ぬはず。

ジャッジ
 こんな危険な場所で寝ておるのかね?

ジャッジ
 この子を見張っておかねば……
 いや、共に居てやらねば。
 この子が愚かなことをせぬように。

ジャッジ
 ……人形の運命とは、常に悲劇であることよ。


※エンディング後

 猫は嫌いだわ。


 ああ……
 次で会いましょうね。