Chimakiisane氏制作のOFF派生作品「ONE (Demo4.5)」の邦訳記事です。
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※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。
※メインストーリー+一部サイドストーリーのみの翻訳です。実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素(NPCの会話、謎解きなど)は是非プレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
(前→ゾーン2:図書館&ショッピングモール)
(次→ゾーン3:エリア1~エリア4(悪夢の世界手前まで)/【分岐版】ゾーン3:エリア1~エリア4(悪夢の世界手前まで))
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☆遊園地
遊園地入り口のバリケード
ドゥ
通れない……
ブライト
ああ……ショッピングモールのやつとは違って、こいつはオレが設置したものなんだ。
ブライト
浄化されたエリアに穢れが入り込むのを防ぐためにな……
ブライト
ほら。これで遊園地へ行けるぜ!
遊園地内の女性
ヴィオラ
ようやくあなたのお仲間に会えて嬉しいわ、プレイヤー。
ドゥ
だーれ?
ブライト
本当のところはどうなんだ?
ブライト
違う、ここにいる目的は何だって聞いてんだ。
ヴィオラ
あら、私ったら!
何が言いたいのかくらい分かるでしょうに!
ヴィオラ
あなたの勇敢な旅における私の務めは、新しい商人になることよ。あなたの病弱なお友だちは、もうあなたのチームの一員になっちゃってるから。
ブライト
オレを説明するのにそこまで言う必要はねえだろ……
ヴィオラ
彼がなれるのはどちらか一方だけ。両方ともっていうのは無理なの。
ヴィオラ
彼がいきなりパッと現れてあなた相手に商売し出したら、ゲームの流れや雰囲気を壊しちゃうでしょ。特に自分自身の装備を売ったりしたら。
ヴィオラ
分かる?
ドゥ
えと……
ブライト
「第四の壁」って概念はこの子には分かんねえよ。
ブライト
けど、お前がどこから来たのかは分かった。この子の仲間になった時には先のことまで頭が回ってなかったんだ。お前がいるならもう問題はねえな。
ヴィオラ
アハハ。
ブライト
何がおかしい?
ヴィオラ
ああ、気にしないで。
ヴィオラ
とにかく、私が新しいアイテム商人よ。必要なものがあったら私を探してね。
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☆ショッピングモール(※遊園地でバルーンゲームをクリアした後)
ブライト
待ってくれ、ドゥ。
ドゥ
え?
ブライト
先に進む前に、役に立つことをさせてくれ。
ブライト
これはあんたにとってはより見覚えがある代物なんじゃないか、プレイヤー?
ブライト
長い年月の間に以前の赤いキューブは色を失くした。それで今は黒いキューブになってるんだ。
ブライト
ただ、これにはゲームをセーブしたりオレたちを無の世界に送ったりする機能は無い。
ブライト
もしあんたがもう一度ショッピングモールを通るのが嫌なら、こいつを使えばスキップできるぜ。
ブライト
使うかどうかはあんたに任せる。
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☆居住区
南西の倉庫(1402で開く倉庫)
フレッシュイーター
あれ? また会ったね!
フレッシュイーター
この部屋の番号を知ってる人がいたなんて。
フレッシュイーター
おっどろきー!
フレッシュイーター
でさ、せっかく来たんだし、また銀の肉を2つ分けてくれたりしない?
フレッシュイーター
ボクもちょっとしたお返しをあげるから! 【→Yes】
ドゥ
どーぞ。
フレッシュイーター
本当にありがとう!
フレッシュイーター
約束通り、これをあげる!
色欲のオーブを手に入れた。
フレッシュイーター
バルーンゲームの幽霊がズルしたから、こいつを盗んでやったのさ。
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☆居住区最奥・オキュライの塔
1階・最初の部屋の正面の壁左側のメモ
ブライト
「私のこの知恵と超越的な力をもって、新たな住人たちの遥か頭上に塔を築いた。」
ブライト
「ここで私はガーディアンとして警戒を怠らず、人々をあらゆる危害から守り抜く。」
1階・左の部屋の壁のメモ
ブライト
「じきに私はこのゾーンに我が知恵を広めよう。」
ブライト
「住人たちはもう未知への恐怖に怯えて暮らすことはなくなる。彼らは私とほぼ変わらぬ知恵を手に入れるのだから。」
1階から2階の階段・壁のメモ
ブライト
「住人たちの中に見え、聞こえるものはただ恐怖のみだ……」
ブライト
「それは止むことがない。止めるんだ! お前たちには恐れるものなどないはずだ、なのに何故まだ怖がる!」
2階・床の点を辿るパズルを抜けた先の壁のメモ
ブライト
「住人たちに何が起こっている? 私に何が起きている?」
ブライト
「彼らの声がどんどん大きくなっている。彼らの思考が私の視界を霞ませる……」
ブライト
「こんなことで目を眩ませているわけには……私は……駄目だ……絶対に……」
2階から3階の階段・壁のメモ
ブライト
「私は住人たちの目を奪った……」
ブライト
「再び目が見えるようになった。だがその代償はどうなる……?」
ブライト
「私の頭の中の何かがもう一度やれと囁いている。とても……気分がいい……もっと必要だ。そうすれば私の千里眼は常に機能するだろう。」
3階・階段上の壁のメモ
ブライト
「最初の事件以来、妙なものに襲われている気分がしている。形容しがたい何かにだ。」
ブライト
「もう住人たちの目は要らない。彼らは何も見ていない。目が見えなければ彼らに恐るるべきものは無い。」
3階から4階の階段・壁のメモ
ブライト
「おかしい……」
ブライト
「私の身体が変化し始めている。捻じ曲がり、何か酷くおぞましい姿へと変わっている。」
ブライト
「物理的にはこんな現象はあり得ない。だが……気分は……良い……」
ブライト
「……イ……イ……」
3階から4階の階段・南側にある隠し部屋の壁のメモ
ブライト
「今日は兄弟が私の許を訪ねてきた。だがそこで私が見たのは品が良いとはとても言えない光景だった。」
ブライト
「兄弟は自らの手で頭部に深い裂傷を作っていた。彼の話では、自分の身体が変化するのを阻止するためだったという。」
ブライト
「私は応急手当をしてやった。彼は自分を『チャハル』と呼んで欲しいと言う。」
ブライト
「いったいどうしてしまったのだろう。」
頂上
オキュライ
ああ……私のゾーンで暴れ回っていた侵入者はお前か……待っていたぞ。
オキュライ
まさかお前がただの子どもだったとはな。
それに、これは一体何事だ?
オキュライ
貴様はブライトではないか。いや、マスターが与えた名前は何だったかな?
「失敗作」? 確かそうだった。
とっくに死んだものと思っていたがな。
ブライト
期待させちまって悪いな。だがお前らの言う「マスター」にとって俺が失敗作だったからって、そんな簡単に死にやしねえよ。
ドゥ
ねえ。ブライトはこのでっかい目玉を知ってるの?
ブライト
残念ながらな……知ってる。こいつはオレの兄貴だよ……
ブライト
相変わらずいけ好かねえ野郎だ……
オキュライ
それは貴様の中での「いけ好かない」の意味にも拠る。
オキュライ
最後に見た時からさらに悪化しているな。衰弱して死ぬのもそう遠い話ではあるまい。
ブライト
死ぬ覚悟はできてる。
けど、お前やマスターの手下どもがみんなくたばるまでは死ぬつもりはねえ。
オキュライ
ハッハッハ! 貴様のような者がよくもそんな大言を吐けたものだ!
貴様を八つ裂きにするのが楽しみだぞ!
ドゥ
でっかい目玉め、ブライトにかまうな!
ドゥたちはおまえを止めて、トリさんのヤフィーを助けるんだ!
オキュライ
やってみるがいい、小僧!
ドゥ
プレイヤー、準備はいい?
でっかい目玉をやっつけよう!
【Oculi戦】
オキュライ
私を倒せると思っているのなら大間違いだぞ、小僧。
オキュライ
強そうな見た目ではないかもしれないが、安心したまえ、私はチャハルよりも格段に強い。
オキュライ
そして「ブライト」よ、私がここでその命を終わらせてやろう。貴様はひとえに目障りだ、私にとっても、マスターにとっても!
オキュライ
貴様を始末した暁には、その貴重な目をくりぬいて我がコレクションに加えよう!
※一定ダメージ後
オキュライ
ほう……なかなか手強い……
これは予見していなかった……
だが、だからとて私は止まりはしない。
オキュライ
チャハルが力に秀でる者なら、私は心に秀でる者!
オキュライ
「目は心の窓」という言葉を聞いたことがあるかね?
オキュライ
目は我々の吐く嘘の背後に潜む真の感情を映し出す。
オキュライ
だが私は、それで周囲にいる者どもの心や頭を覗き込み、利用するのだ。
オキュライ
お前たちの内に見えるもの……
闇の力、自らを呪う気持ち。実に美しい!
オキュライ
お前たちが自らの力にどう立ち向かうのか、見せてもらうとしよう……
オキュライ
お前たちの力を使い、その死体で我がゾーンを掃き清めてやろう!
オキュライ
そしてブライト。貴様は作られた時からマスターにとって最悪の失敗作だった。
オキュライ
貴様の命を終わらせるなど容易いことだ。しかもそれで私はお褒めの言葉をいただける!
オキュライ
貴様の存在が我々の……いや、我がマスターの遺産を穢さぬようになれば、ようやくマスターの遺産は穢れ無きものとなる!
【戦闘終了後】
オキュライ
ああ……最後に敗北したのは私の方だったか……
オキュライ
お前たちの技を模してもなお、私はお前に負けた……か弱き小僧よ……感銘を受けたぞ。
オキュライ
そしてブライト……この無残な姿を見て貴様の虚ろな思いは満たされたか?
喜びを感じているか?
ブライト
……。
オキュライ
なるほど……
創造主が生きておられる限り、あの方々に与えられた人生に満足することはないというわけか……だろうな。
ブライト
オレがそのせいで幸せに生きたりすることを許されないのなら、あいつらだってそうあるべきだ……
オキュライ
アハハ……せいぜい足掻くがいい、ブライトよ。
オキュライ
そして、プレイヤーよ……
オキュライ
お前のことが見えていなかったと思うのか。
私は監視者。ベールの向こうをも見透かすことができるのだ……
オキュライ
なかなかよくやっているようだが……お前のツキもじきに変わるやもしれんぞ……
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ザッカリー
俺をこんなところに閉じ込めてどうしようってんだ?
ザッカリー
……。
*
あの小僧がオキュライを破ったらしい……
**
そのようだな……
ザッカリー
小僧?
ザッカリー
ドゥか!
*
思っていたよりも手強い。
***
彼は何故我々の成果を破壊したがる?
**
ああ……しかも、奴はあの失敗作と手を組んだらしい。
*
あれはどうでもいい。
奴らはゾーン3を生き残ることはできまい。悪夢に喰らい尽くされてしまうさ。
***
彼らが無事だといいが……
ザッカリー
ドゥ……無事でいてくれ……
気をつけてくれよ……
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ドゥ
あはは!
ドゥたちが勝った!
ありがと、プレイヤー!
ブライト
……。
ドゥ
ブライト、だいじょうぶ?
ブライト
今んところはな……
ブライト
行こう。次のゾーンへ向かわないと。
ドゥ
ヤフィー! 来てくれたの!
ヤフェト
穢れし者の闇の力が消え去ったのが図書館から見えたものですから、全速力で飛んできたのです。
ヤフェト
まさかあなたが勝つなんて!
わたくしはあなたを甘く見過ぎていたようですね、ドゥ。
ドゥ
ドゥにお礼はいらないよ。
ドゥ
プレイヤーと、ボタンと、ブライトも助けてくれたんだもん!
ヤフェト
今ならあなたがデーダンを救ったという話も信じられます。ですが、あなたの旅はここで終わりではありません。
ヤフェト
あなたは父親を探しているのでしたね。
あなたがここに来る大分前に、彼がこの塔から連れ去られるところを見ました。
ヤフェト
彼は恐らくゾーン3にいるでしょう。
次はそこへお行きなさい。
ブライト
オレもそのつもりだったよ、ヤフェト。
ヤフェト
ドゥ。あなたの手を煩わせたくはありませんが、ゾーン3のイーノックのことも助けてあげてくれませんか?
ドゥ
ドゥ、やってみる。
ドゥ
ブライトも手伝ってくれるよね?
ドゥ
ブライト?
ブライト
ああ。もちろん。何でもやるさ。
さあ、そろそろ行かねえと……
ヤフェト
どうぞ幸運を。
あなた方の無事を祈りましょう。
※ヤフェトに話しかける
ヤフェト
無事でいるのですよ、ヒューゴ……
ヤフェト
いえ、ドゥ!
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☆オキュライ撃破後のゾーン2
図書館4階のヤフェト
ドゥ
なんで道がふさがってるの?
ヤフェト
あれですか?
ヤフェト
まあ……大したことではありません。
ヤフェト
しかし、もしあなたが全てのゾーンを解放することができたら開けてあげましょう。
ヤフェト
お忘れなきよう。
(訳注:約束通り、ゾーン3クリア後にここへ来るとイベントがある。)
オキュライの塔頂上・壁に貼られているメモ
ブライト
「もうあまり時間が無いが、残る最後の力でこれを伝えよう。彼らは堕落した。」
ブライト
「彼らは私たちの存在を忘れた。自分たちの世界に埋没するあまり、私たちを作り出して復活させようとしていた世界に起きていたことを顧みなかった。」
ブライト
「あの少年が現れて、ようやく彼らは私たちのことを思い出した。だがそれでもなお彼らは気を取られていたのだ……彼に……」
ブライト
……。