四の五の

OFF派生のまとめとか洋ゲーの和訳とか

REPEAT Finale Demo ゾーン2:エリス戦~イング戦(エリスを倒した場合)

D3dans氏制作のOFF派生作品「REPEAT (Finale Demo)」の邦訳記事です。
ダウンロードはこちらから。一緒に以下のマップデータの更新(Map0297Map0023Map0159Map0161、Map0165)を推奨。
※性別は男性を選択、プレイヤーの名前は「プレイヤー」に置き換えています。メインストーリーのみの翻訳です。
※実際にプレイしている際の補助として使うことを想定して作っています。メインストーリー以外の要素(NPCの会話、謎解きなど)はプレイして確かめてください。
※OFF非公式日本語版未プレイにつき個人訳準拠です。意訳・超訳・誤訳あり。
(前→ゾーン2:エリス戦直前まで
(次→ゾーン3(※現デモ最終ステージ)

 

 

***************************


コンダクター?(エリス)
 また会いましたね、我が友よ!

エリス
 何のご用でここへ戻られたのです?

バッター
 お前の兄弟に会った。

ウィリアム
 愛しのウィリアムに! 彼はステキな人でしょう、違いますか?

バッター
 お前の名前はエリスなのか?

エリス
 要点をズバリ突きますね、そう思いませんか?

エリス
 ええ ええ、それがわたくしの名前です!

エリス
 かわいらしいでしょう、違いますか? わたくしはそう思いますよ。

バッター
 ……。

エリス
 どうしてそんなにピリピリしているのです、親愛なる友よ? →【戦う】

バッター
 不和の女神よ、審判の時だ。

エリス
 女神?

バッター
 私がお前の案内人となろう。
 お前を不浄の道より降ろす。

エリス
 おやおや! いつもより饒舌ですね。しかしわたくしには何のことやら。

バッター
 ……。


【コンダクター(エリス)&アドオン=アウマル、イクリプサ戦】
エリス
 わたくし……

エリス
 わたくし、このゲームはあまり好きではありません。

エリス
 止めませんか?

 

【戦闘終了後】
エリス
 わたくしには……わたくしには、理解ができませんが……?

バッター
 お前の混沌の支配もこれで終わる。

バッター
 眠れ。

エリス
 しかし……バッター殿……?

エリス
 誰が……列車を動かすのです……?


***************************


☆別棟
ザッカリー
 おやおや、お二人さんはまったく威勢がいいな。

バッター
 どうやってここに?

ザッカリー
 いつもと同じさ。
 ここに配置されたんだ。

ザッカリー
 ところで、お前さんがあのコンダクターの息の根を止めたのにはなかなか驚いた。

ザッカリー
 まだ若かったのにな。

ザッカリー
 彼女の兄もきっとそう言うだろう!

バッター
 彼はどこにいる?

ザッカリー
 恐らくゾーン3だ、妹の突然の死も知らずにな。

ザッカリー
 若い女性に手を上げるなんて無礼だと思わないのか?

バッター
 どういう意味だ?

ザッカリー
 お前さんたちは二人とも男だろう?
 俺自身は男だの女だのってのはしっくり来ないがね、それでも考えちまう。

ザッカリー
 あんなに若い娘さんが死ぬなんて想像するだにゾッとするぜ。

ザッカリー
 女はたぶんお前さんにホレてたんだぞ。
 バツの悪い話だと思わないかね……

バッター
 そんなことはどうでもいい。
 彼女は浄化される必要があった。

ザッカリー
 そうなんだろう。

ザッカリー
 俺も無礼だな、男はくだらん基準に従うべきだなんて考えるとは。そうだろ?

ザッカリー
 でもなあ……ウィリアムがこのニュースを聞いて違う反応をするとは思えんな。

ザッカリー
 いつだって過保護で……

ザッカリー
 それでいて、まだ若くて純粋なあいつが。


***************************


☆「天国と地獄」
エリス
 バッター、バッター殿!
 いつ現れるのかと思っていましたよ。

バッター
 どういう意味だ?

エリス
 恥ずかしがらずに。シャイにならずに。我々は二人ともここで大層辛抱強く待っていたのです。

バッター
 意味が分からん。

バッター
 説明しろ。

エリス
 ええ、もちろん。よくよくお聞きなさい、よーくね!

エリス
 これは要するにパズルです、謎解きです。

エリス
 わたくしが二人いるのもそのためです。

エリス
 見ての通り、わたくしは二人、ドアも二つ。
 どちらか一方はあなたを成功へと導き……

エリス
 もう一方は、そうではないところへ。

エリス
 わたくしが本物だったなら、答えを教えてあげたでしょう。

エリス
 悲しいかな、違うのです。故に教えられません。

バッター
 分かった。謎とは何だ。

エリス
 謎はシンプル。至ってシンプルです。
 シンプル過ぎて抗議の声を上げてしまうかも。

エリス
 わたくしは二人いますね、違いますか?
 二つの答えを差し上げましょう、バッター殿。

エリス
 一人は嘘を吐き、一人は真実を話す。

エリス
 しかし、ここがミソです!

エリス
 あなたが質問できるのはたったの一度。
 一度だけ我々に質問できます。

エリス
 賢く選んでくださいね、いいですか?

エリス
 あなたに幸運のあらんことを……

エリス
 ……親愛なる友よ。

 

(※左の部屋を選ぶ)

 彼女たちを利用してすまない。


 君は、自分の行動を恥じてはいないようだ。


 コンダクター不在で、これからいったいどうなることやら……?


 とにかく、君は間違ったドアを選んだ。


 君は罰を受けるべきだが、それでは先に進めない。


 進むがいい。

 

(※右の部屋を選ぶ)
エリス
 おめでとう おめでとう!

エリス
 正しい選択をしましたね、親愛なる友よ。

エリス
 素晴らしい 素晴らしい。
 わたくしはずっとあなたを信じていました!

エリス
 どうぞ、あなたの旅を続けてください、いいですか?

エリス
 終わりはもうすぐそこですよ。
 何者もあなたを止めはしないでしょう。

 

バッター
 消えた。

***************************


バッター
 ……!

イング
 君は何のためにここに来た?

バッター
 お前は誰だ?

イング
 それは今はいい。

イング
 バッター、君は何故ここに来た?

バッター
 お前がこのゾーンのガーディアンか?

イング
 なるほど……それが理由か。

バッター
 ……。

イング
 わたしが死を迎える前に、ひとつゲームをしないか?

バッター
 私はゲームはしない。

イング
 そのようだな。

イング
 これは運試しだ。

イング
 君もきっと気に入る。

イング
 君が勝ったらわたしの名前を教えよう、そうすれば君はわたしとここで戦える。

イング
 わたしが勝ったら、わたしは去る。

イング
 申し出を受けるかね?

イング
 君のすべきことは選択だ。

バッター
 ……。 →【宝箱を選ぶ(※どちらを選んでも同じ)】

  中には何も無い。

イング
 さらばだ、バッター。

バッター
 待て。


***************************


☆仮面の間
(※メモ:左から1番目)
 「今日は友だちができた」
 「私にとても優しくしてくれた。絵もたくさん描いた」
 「これまで友だちなんか一人もいなかった」
 「誰かに会ったこと自体、長い間なかった気がする」
 「一緒にいる時間が永遠に終わりませんように」


(※メモ:左から2番目)
 「今日もまた一緒に遊んだ。楽しかった」
 「絵も描いたし、楽しい話もした」
 「初めて会ってから数週間が経つ」


(※メモ:左から3番目)
 「今日は別の友だちを紹介された」
 「一人目の友だちよりも背が高かった。彼と一緒にいるとおかしな気分になった」
 「何をやっても変な風に見られてしまう気がした。わざとらしい。変なやつだって」
 「彼に嫌われたかもしれない」


(※メモ:左から4番目)
 「彼と一緒にいればいるほど、彼を求める気持ちが強くなる」
 「身体の中に激情が湧き上がる」
 「触って欲しい」
 「抱いて欲しい」


(※メモ:左から5番目)
 「一人目の友だちが病気になった。もう助からない。というより……そう聞かされた」
 「何か手立てがあると信じたい、でも一緒にいられる時間は日に日に失われていく」
 「こんな知らせなんて聞かなければよかった。何も知らず、幸せに生きていたかった」


(※メモ:左から6番目)
 「どうしてこうまでたくさんのものに見放されてしまうのだろう」
 「一体何をしたら、自分の友だちがゆっくりと避けられない死を迎える羽目になるのか」
 「顔が無くなる羽目になるのか」
 「あの人は毎日わたしの周りに現れる。その移ろいゆく顔が嘲り笑う」
 「もう見たくない」


(※メモ:左から7番目)
 「何をすればいいのか分からない。希望が無い」
 「わたしのせいなのか?」
 「わたしの嫉妬が原因なのか? もうどう考えたらいいのか分からない」
 「友だちにはもうずいぶん長いこと会っていない」
 「動かないその姿がわずらわしい」
 「また歩けるようになるのかも怪しい」


(※メモ:左から8番目)
 「また一人ぼっちだ。前よりもっと最悪だ」
 「時々、一人のままでいればよかったと思う。その方がマシだった」
 「そうじゃないか?」
 「お前を見ると頭痛がすると彼に言われた」
 「彼がわたしを見るたびに、彼の気分を悪くしてしまう」


(※メモ:左から9番目)
 「こんなのもう無理だ」
 「あの人を取り戻さなければ。一人でここに居ても私の虚ろな身体を内側から蝕むだけ」
 「何もかもがわたしの心から生気を奪っていく」
 「頭が動かなくなっていく」


(※メモ:左から10番目)
 「わたしの友だちは最初からダメだったんだ」
 「この問題はわたしの手には負えない。一番最初の状態に戻ってしまった」
 「初めからこうなる運命だった」
 「抗っても無駄だ」


***************************


イング
 ついにこの時が来た。

バッター
 そのようだな。

イング
 感銘を受けたと言わざるを得ない。

イング
 君の決意は興味深いよ。

イング
 別のゲームをするのはどうかな?

バッター
 断る。

バッター
 私たちの会話もこれが最後だ。

イング
 ああ……では、わたしの命の灯火もここで消えるのだな。

バッター
 イング、ゾーン2のガーディアンよ、
 我が審判を受ける覚悟はできたか。

 

【ガーディアン・イング戦】
イング
 来るべき時が来たのなら、わたしも戦闘態勢を取らなければ。

イング
 バッターよ、本当にこの使命を続けたいのか?

イング
 君には無理だ。

 

バッター
 避けられないことを何故遅らせる。

イング
 遅らせてなどいない。

イング
 わたしはただショーが始まるのを待っているだけだ。

バッター
 ……。

 

イング
 我々は詰みに入ったらしい。
 このままではお互い疲れ果てて続けられなくなる。

イング
 故に、手っ取り早く終わらせよう。

イング
 こんなことは全て無駄だがね……

イング
 許 し て 。

 

イング
 こんなのは間違っている!
 君にそんなことは……!!!


***************************


 大丈夫。この仮面は完璧だ。闇がこの地を覆うまで、わたしはこれを着けていよう。
 ああ……すまない。怖がることはない。わたしたちはその頃にはずっと遠くに行っている……もっと良い所へね。故郷、とでも呼ぶべきかな。


***************************


イング
 こんなことは有り得ない。どうして、わたしが……

バッター
 お前の負けだ、イング。

バッター
 この世界はもう、お前の嫉妬に苦しむことはない。

イング
 わたしは……わたしは招待されていたのだ。芝居をすることになっていたのだ。

イング
 バッター、頼む……

イング
 わたしのたった一人の友だちを、傷つけないでくれ。


***************************



 彼はもうすぐそこまで来てる。


 どうしたら?